『舌切りすずめ』のあらすじと物語が伝えたいこと

【日本の昔話】舌切りすずめ 日本の昔話
舌切りすずめのあらすじをみて、本を読み聞かせてあげよう。
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『舌切りすずめ』のあらすじ

おじいさん
おじいさん

むかしむかし、あるところに、優しいおじいさんと意地悪なおばあさんが暮らしていたんじゃ。
ある日、おじいさんが怪我をしたすずめを助けてきたんじゃ。
しかし、おばあさんは、そのことが気に入らなかったんじゃ。
ある日、おばあさんは、すずめが洗濯糊を食べてしまったと怒り、すずめの舌をハサミで切って追い出してしまったんじゃ。

おじいさん
おじいさん

おじいさんはすずめをかわいそうに思い、翌朝すずめを探しに行たんじゃ。
おじいさんは色々な人にすずめの行先を聞きながら、ようやっとすずめの宿を見つけたんじゃ。

おじいさんはすずめに出迎えられ、沢山のごちそうでもてなされ、お土産につづらをもらうことになったんじゃ。
大きさの違うつづらから、小さいつづらを選んで家に持って帰ると、つづらからは、沢山の宝物が出てきたんじゃ。

おじいさん
おじいさん

それを見た、欲張りなおばあさんは「自分なら大きいつづらをもらう」とすずめのお宿に向かったんじゃ。
すずめのお宿でつづらをもらったおばあさんは、帰宅するまで我慢することが出来ず、もらった大きなつづらを開けてみると、欠けた茶碗に折れた箸、蛇やミミズなどが出てきたんじゃよ。

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『舌切りすずめ』が伝えたいこと・学べること

おじいさん
おじいさん

『舌切りすずめ』から学べることは、

優しいおこないは報われること、欲張りすぎないことってことじゃ。
おじいさんは、怪我をしたすずめを助けてあげたんじゃ。その優しさがすずめにも伝わり、すずめもおじいさんにおもてなししてくれたんじゃ。

それに対し、すずめの舌を切って追い出し、大きなつづらを選んだ欲張りなおばあさんは結果的に宝物を手に入れることは出来なかったんじゃ。

おとこの子
おとこの子

欲張ったりしないようにするね。

おばあさん
おばあさん

優しさ、正直さが大切で、欲張りや意地悪は痛い目にあうよ。

優しいおこないは報われること欲張りにならないことを『舌切りすずめ』の読み聞かせの時に伝えてあげてください。

『舌切りすずめ』を独自に採点

項目評価
物語の魅力おじいさんのすずめへの優しさが報われるという内容が、子供たちにもわかりやすい物語になっている。
キャラクター優しいおじいさんと欲張りなおばあさんの対比が面白い。
メッセージ優しさや欲張りにならない大切さがしっかりと伝えられている。

『舌切りすずめ』を動画で見よう

BS-TBS公式チャンネル 【むかしばなしのおへや~伝えたい日本昔話~】を見てみてね
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