『おむすびころりん』のあらすじ

おじいさん

むかしむかし、あるところに、きこりのおじいさんとおばあさんが住んでいたんじゃ。
ある日、おじいさんは山へ仕事に出かける道中でおむすびを一つ食べようとしたんじゃんが、おむすびを落としてしまったんじゃ。

おじいさん

おじいさんは、おむすびを拾おうとしたんじゃが、おむすびはあっという間に穴の中に転がり込んでしまった。

すると、穴の中から「おむすびころりんすっとんとん。ころころころりんすっとんとん」という声が聞こえてきたんじゃ。
おじいさんは、穴の中を覗いてみると、おじいさんもあなの中へ落ちてしまったんじゃ。

おとこの子

「おむすびころりんすっとんとん。ころころころりんすっとんとん♪」

おじいさん

そこにはたくさんのネズミがいて、おじいさんが落としたおむすびをおいしそうに食べていたんじゃ。
ねずみたちは御礼においしいごちそうや踊りでおじいさんをもてなしくれてのぉ。
おむすびのおれいとしてもらったこづちをもらったんじゃ。

おじいさん

お家に帰っておばあさんとおどりながらふってみると、白いお米や金の小判がたくさんでてきて、おじいさんとおばあさんはいつまでも仲良く暮らしたんじゃよ。

『おむすびころりん』が伝えたいこと・学べること

おじいさん

『おむすびころりん』から学べることは、

人に分けてあげることも大切、優しさは報われるってことじゃ。
おじいさんは、思いがけずネズミたちにおむすびを分けてあげ、ネズミたちは、おじいさんの優しさに心を打たれ、たくさんの宝物をあげたんじゃ。

おばあさん

人に分けてあげることで相手が喜んだら、自分も幸せな気持ちになるよ。
その気持ちを大切にしようね。

人に分けてあげることも大切、優しさは報われるを『おむすびころりん』の読み聞かせの時に伝えてあげてください。

項目	評価	星
物語の魅力	優しさが報われるという教訓が、子供たちにもわかりやすい物語になっている。
キャラクター	「おむすびころりんすっとんとん♪」が有名。
メッセージ	人に分けてあげることが大切ということが伝わりやすい。