『かちかちやま』のあらすじと物語が伝えたいこと

【日本の昔話】かちかちやま 日本の昔話
かちかちやまのあらすじをみて、本を読み聞かせてあげよう。
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『かちかちやま』のあらすじ

おじいさん
おじいさん

むかしむかし、おじいさんとおばあさんが仲良く暮らしていたんじゃ。
おじいさんは、自分の畑で悪さをするタヌキを捕まえて、家に連れて帰ったんじゃよ。
タヌキは、おばあさんに嘘をついて助けてもらい、おばあさんを殺してしまったんじゃ。
タヌキは、おばあさんの肉で作った汁をおじいさんに食べさせて、山へ逃げてしまったんじゃ。

おとこの子
おとこの子

ひどいね。。

おじいさん
おじいさん

次の朝、前山に住むウサギがおじいさんが悲しんでいるのをみて、タヌキを懲らしめるために山に登ったんじゃ。

ウサギはタヌキを探し出すと、一緒に仕事をするふりをして、タヌキに柴を背負わせ、火打ち石で火をつけたんじゃ。タヌキは「カチカチ」という音を不思議に思ったんじゃが、その時には背中の柴に火がついて燃えていたんじゃ。

おじいさん
おじいさん

火傷を負ったタヌキは、ウサギに薬を塗ってもらうんじゃが、その塗薬はトウガラシでできていて、タヌキは治るどころか、更に痛い思いをしたんじゃ。

おじいさん
おじいさん

それから何日かして、ウサギはタヌキを誘って海へ釣りに行ったんじゃ。

タヌキはウサギが泥で作った舟に乗って釣りに出たんじゃが、途中で壊れてしまったんじゃ。
タヌキはウサギに助けてくれとお願いしたんじゃが、ウサギに「おばあさんを殺した罰だ」と
言われ、そのままタヌキは海の底に沈んでしまったんじゃ。

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『かちかちやま』が伝えたいこと・学べること

おじいさん
おじいさん

『かちかちやま』から学べることは、

悪い事をすると必ず罰を受けるってことじゃ。
タヌキはおばあさんを騙して助けてもらい、おばあさんを殺してしまった。
可哀そうなおじいさんおじいさんの代わりに、ウサギがタヌキを騙して、おばあさんの仇を取ったんじゃ。

またウサギがしてくれたように、困っている人を助けることはとても大切なことじゃな。

おとこの子
おとこの子

本当、悪いことはいけないね。

悪いことをすると罰を受けること困っている人を助けることの大切さを『かちかちやま』の読み聞かせの時に伝えてあげてください。

『かちかちやま』を独自に採点

項目評価
物語の魅力悪いことをすれば罰を受けるというストーリーは、子供たちにもわかりやすい。
キャラクタータヌキやウサギが出てくることで、子供たちにも馴染みやすい物語になっている。
メッセージ悪いことをしてはいけない、人を騙してはいけないというった強いメッセージが物語に含まれている

『かちかちやま』を動画で見よう

BS-TBS公式チャンネル 【むかしばなしのおへや~伝えたい日本昔話~】を見てみてね
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